
二三味さんの珈琲を飲みながら、PDHさんプロデュースによる韓国の実力派インディーミュージシャンのライブを楽しむイベント、「雨乃日コンサート」の4回目が開催されました。今回登場していただいたのは、激しいフォークミュージシャンおふたり。

トップバッターは若手では注目株のシンガーソングライター、回基洞 単編選(フェギドン・タンピョンソン)。聴けば聴くほど耳に残る、独特な世界観のあるボーカルスタイルと、ロックスピリットあふれる演奏で、観客を魅了しました。サイケデリック感がたまらないキム・ジョンミのカバーも飛び出しました。

お次は日本人でありながら、弘大でアンダーグラウンドな活動を繰り広げるミュージシャン、佐藤行衛さん。コプチャンチョンゴルの新曲や、自身のソロアルバム収録曲を熱演しれくれました。個人的には、お店でも時々流れる加川良「教訓I」の、韓国語カバーが嬉しかったです。
ありそうでなかったミュージシャンふた組によるフォーク対決に、訪れた音楽ファンからも好評。少ないMCで黙々と演奏するタンピョンソンと、曲の合間合間に面白トークが炸裂する佐藤さんを比較し、まるでタンピョンソンが日本人で佐藤さんが韓国人みたい、とレビューする方もいらっしゃいました。
この日の二三味さんの珈琲は「秋のブレンド」。大人の秋を連想させる深い味とともに、音楽の夜は過ぎていきました。
回基洞 単編選
soundcloud.com/danpyunsun
佐藤行衛
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