先日ブログにも書いた近所の古本屋「
孔さんの本屋」。契約更新とともに倍以上の家賃を請求され、20年以上いた建物から追い出されることになってしまいました。その後1年間は裁判で争っていたのですが、残念ながら負けてしまい、今年2月に移転することに。同じ道を30mほど下ったところに新しい店舗を構えました。
緑の看板の地下この店舗だけでは全ての蔵書を保管できず、4月からは聖水洞の「公共安心商街」にも店を持つそうです。区が準備したこの複合商業ビルは、大家の意のままに家賃があがるジェントリフィケーション問題の対案として企画された物件。5年間家賃が上がらないことが保証されており、同様の問題で悩む個人事業主から多くの応募があったそうです(とはいえ、5年でも短いように思えるのですが)。
同じく、ジェントリフィケーション問題で争うことになったトゥリバン跡地には、現在巨大なショッピングモール兼ホテルが建設中。これができたら、弘大の様子もだいぶ変わってしまいそうです。
1月27日から北陸中日新聞(石川・富山で発行)にて、私たち夫婦のコラムと書作品による連載『雨乃日珈琲店だより』が始まりました。毎月第4土曜に掲載予定です。ネットでも見れますので、こちらもご確認ください。
http://www.chunichi.co.jp/hokuriku/article/bunka/list/201801/CK2018012702000203.html