イランの日用品や古い物を販売中です

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    当店にて、イランで仕入れた日用品や古い物を販売しております。インスタにあげるなり、すぐ買いに来てくれたお客様もいらっしゃるなど好評です。

    という理由で先の5月、夫婦でイランに行ってきました。私にとってイランは、10年前のアジア陸路旅行の際にパキスタンで引き返して以来、いつか行きたい国のひとつでした。マクドナルドやスタバなどのアメリカ文化が入っていない大国を見たいというのも理由のひとつですが、昨年の経済制裁解除により街が大きく変わるのは間違いなく(もはや物価も急上昇しているよう)、早めに行かねばと考えていました。

    イスラム教の戒律とやらがものすごく厳しいのではと漠然とイメージしていたのですが、行ってみたら意外とゆるゆるで最高に面白かったです。女子たちが髪を隠すヒジャブは、髪にちょっとかかっていればいいというレベル。セルカを撮るために一瞬ヒジャブを外したイスラム女子(確認したわけではないですが、着こなしがイスラムの方ぽい)の姿を私は目撃しました。

    ちなみに男とはいえ、私の長髪はアウトなんじゃないかとびくびくしていたのですが、拍子抜けするほど何事もなく。テヘランでは長髪のおしゃれイラン男子も見かけました。

    あと、酒。イスラム教では飲酒が禁止されているはずなのですが、スーパーにはなぜかノンアルコールビールが販売されています。ビールという名の甘い炭酸飲料もありますが、ロシア産のものはまさにビールの味で、ということはつまりビールの味を知っているわけだよね?とツッコミを入れざるを得ません。

    またこれは帰る時ですが、飛行機がイランを出国したとたん、あちこちからビールの缶を開ける「プシュー」という音が。アラーの神が見ていない国外では、わりと大丈夫なようです。

     ※高野さんによれば国内でも飲むそう

    宗教的な部分のみならず、イランはゆるゆるだなあと思わせる場面にたびたび出会いました。

    まずは入国する際、空港でアライバルビザを取る必要があるのですが、たったひとりの係員が、国籍によって違うビザ代の案内・入金証明書を受けて書類配布・記入した書類の受付・ビザが貼られたパスポートの返却までをなし崩し的に行うため、その係員の前は芋を洗うようにごった返しています。我々も1時間以上待たされたのですが、しかし係員の後ろには、パスポートにビザのシールを貼るだけの暇そうな係員が3人も待機しています。君たちがカウンターに積まれたままのパスポートをちょっと配ってくれるだけで、我々は30分早くここを出られるのですが……。

    そしてやっと入国ゲートを出たと思ったら、ホテルに頼んでおいたお迎えの車が来ていませんでした。忘れていたらしい。

    またイランは中国同様にネットの規制があり、フェイスブック、ツイッター、そしてFC2ブログ(このページです)などを開くことができません。ところが、とあるカーペット屋の親父からもらった名刺には、何とフェイスブックの住所が書いてありました。「VPN(通信データを暗号化するトンネル)を通せば大丈夫!」と笑っていたのですが、それ不法ですよね? 名刺に書いていいんでしょうか?

    そんなゆるーい風土だからこそでしょうか、イランの人々はとてもしなやかで優しく、町を歩けば「Where are you from?」と挨拶のように声をかけられ(ジャポンと言えば「Good!」と返される)、ちょっと話せば一緒にお茶を飲もうと言われ、道を聞けば一緒に探してくれ、タクシーを捕まえれば英語の分かる人がさっと出てきて通訳してくれ、カメラを持っていたら「俺たちの写真を撮ってくれ」と言われ、常に歓迎されているのをひしひしと感じました。そんな状態なので、道を歩いていて怖いと思った瞬間は一度もありません。

    ただし、お金の単位が何百万リアルとかで(英語で何て言えばいいのか)、しかも現地の人は、その数字をわざわざ10分の1にしたトマンという単位を使うことが多く、まったく意味が分かりませんでした。数字はペルシア文字だから読めないし……。物の価格は交渉制であり、苦労したのはその点ぐらいでしょうか。

    イランに一度でも行ったことがある人はアメリカのビザ取得が面倒になるなど、アメリカ中心の世界ではイランに対しネガティブな印象がつきものですが、実際はなんと適当でナイスなところなんだろうと思わされた旅でした。ほんと、行ってみないとわからないことだらけです。

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    テヘランのバーザール

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    大統領選挙前でした

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    いえーい

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    カニウェスト

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    テヘラン駅

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    タイプライターの紙のようにぞんざいに扱われがちのナン

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    タブリーズの夜

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    いえーい

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    Pって

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    エスファハーン

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    再びテヘランにて高さ世界7位のミラードタワー

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    街角

    6月19日臨時休業です

    お世話になっております。公式ホームページのほうでもお知らせしておりますが、

    6月18日(日)午後5時半までの営業
    6月19日(月)臨時休業

    となっております。続く20日(火)、21日(水)は定休日ですので、22日(木)以降の再開となります。何卒よろしくお願いします。

    写真は弘大の街角で見かけたピカチュウぐるまです。

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    『本の未来を探す旅 ソウル』



    内沼晋太郎さん・綾女欣伸さん編著『本の未来を探す旅 ソウル』にて、光栄なことに私(清水)が、「韓国語で本も書く日本人がコーヒーも入れる文化の匂いたつ喫茶店」というタイトルでインタビューを受けました。文化にまつわる最新のムーブメントを、読み応えも熱量もたっぷりに紹介しており、旅情報としても最適ですのでぜひチェックしてみてください。

    参考までに「はじめに」と「おわりに」が、DOT Placeで読めます。内沼さんの文章にもありますが、ほんと行ってみて、やってみないとわからないことだらけです。この本には彼らが出会った、ネットにはあまりない話もたくさん紹介されており、ここから刺激を受けて韓国に(ついでに当店にも)どんどん訪れてほしいと思うとともに、著者のおふたりが韓国に注目してくださったことに感謝したい気持ちです。

    それからちょっと面白いことが。この本に関して、日本の書店さんが、こんなツイートを書いてくれました。

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    偶然私を知っている人がその場にいたとはすごい確率だなあと思う一方で、「友達というより、単にお店に来たことがあるぐらいの人なんじゃないか、さすがに」と内心思っていました。

    ところがその後、数少ない東京在住の韓国人のお友達(最近も一緒に食事をした)から連絡があり、まさにその人だったということが判明。どれだけ狭いんだ世界、という話です。

    外部のお飲み物

    先日、飲みかけのジュースを持って入店されたお客様がいらっしゃいましたので、「外部のお飲み物は持ち込みできないんですよ」と申し上げたところ、「コンビニで買ったんですけど、ダメですか?」と聞き返されてしまいました。

    あまりに予想外な意見に「あれ? それならいいのかも?」と一瞬思ってしまいましたが、いや待てそんなことはありません。

    丁重かつストレートにお断りしたのですが、韓国の方がたまに見せる「とりあえず自分の意見を言ってみる」感覚には(そして駄目ならさっぱり諦め、くよくよしない感覚には)、学ぶところが多いなあと感じたりもします。

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    ソウル市麻浦区東橋洞184-12 101号
    서울시 마포구 동교동 184-12 101
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    2010年11月12日にオープンした、日本人が運営する弘大の喫茶店です。このブログでは、日本の皆様にソウルの状況をお伝えします。最新情報や臨時休業日は、韓国語サイトツイッターをご確認くださいませ。

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    2017年06月の記事
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